近畿地方はこのところ雨なしの空梅雨気味の天気が続いていますが、皆さんの植えられた「山田錦の苗」は大変順調に育っています。そして、ここ山田錦の郷・吉川町一帯の田圃は緑の絨毯に覆われて、低い山裾に広がる典型的な日本の田園風景を形作っています。
田植え後の稲管理についての概略を申し上げますと、6月12日・13日の両日で通常の約半分ばかりの除草剤を施しております。現在の苗は当初の2本から3本がもう12本から15本ぐらいに分茎し株の張り方もしっかりしてきました。
また駐車場の整理や当日のスケジュールなどご迷惑をおかけしたことも多かったことと思いますが、次回は皆様方のご意見を頂きながら改善してまいりますので宜しくお願いいたします。本当にお疲れ様でした。
7月3日には中干しといって田圃の水を落としました。これからは照りつける太陽の恵みをいっぱいに受けてぐんぐん成長していきます。7月10日(土)には、スタッフがお手伝いして倒伏防止の肥料を施す予定です。さらに7月下旬には補肥作業を予定しています。
今年は「バケツ栽培」を伊丹酒造組合の横で行っていますので、稲の生育状況も現地同様に観察が出来ます。
また、皆さんのお土産用に栽培しています「さつまいも、里芋、黒豆、かぼちゃ」も今のところ順調に育っていますので併せてご報告いたします。